社長ブログケヤキの木の下で
2018年3月21日
階段手摺を楽しむ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
雨が続いて肌寒い一日になりそうな美濃地方です。
大野町の家 階段手摺
大野町の家は内装工事も終わり
照明器具やキッチン、洗面化粧台といった器具を付けている最中
階段の手摺はこのブログでも度々ご紹介していますが今回はこの形
使い勝手に加えて、デザイン性や素材感を持たせる工夫が求められます。
ということで、実は毎回かなり力を入れているのがこの階段手摺です。
手摺なんてと思うかもしれませんが
家の中で見るだけでなく毎日触れるのは
手摺や把手、スイッチ類だけです。
把手やスイッチ類はある程度既製品に頼ることになりますが
手摺は職人の手仕事で作ることができますから
そこに様々な工夫の余地があります。
中でも手摺は握るだけでなく、
そのまま手をその上を滑らせるという動作が加わります。
つまり、毎日手で撫でてもらえるということになりますから
握った時の感触、滑らせた時の滑り具合なども
あれやこれやと考えながら作ることになりますが
実はこれが意外に楽しいんですね。
今回の木は桧にするか、栂にするか
以前作った取手は栗だったから・・・・
住まい手は打合せ段階では
どうしてももっと目につくところに意識が行ってしまってますから
階段手摺のデザインや形というような細かなところまでは気が回りません。
実は階段の手摺は打合せ段階では
手摺が付きますとしか言っていません。
今まで、こんな手摺にしてください、という要望も受けたことがないので
基本、フリーハンドで考えられると勝手に解釈してます(^^♪
でも、手摺が付きますとお伝えした時
どんな手摺が付くんですか?と聞かれたら
一応、答えは用意してあります。
楽しみにしていて下さいね。と
それは半分、私の楽しみを取らないで下さいねという意味もありますけど
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