社長ブログケヤキの木の下で
2009年7月21日
玄関
先日来、荒壁の家の玄関を考えてます。
純和風の家ですが、基礎や軸組みを考えると
今後、100年は十分耐えられる構造です。
玄関はその家の顔になる部分ですから、
そのまま100年以上、通用するものでなければなりません。
部屋の模様替えなどは世代が替われば行われるでしょうが、
玄関はずっとそのまま手を入れる必要のないものにしなければなりません。
建物自体がそこに住む人の人格を表すなら、
最初に入る玄関は
さらに奥につながる空間を想像させる大事な間です。
その仕上げや様式、雰囲気はまさに住んでいる人の
人格そのものでしょう。
最近、古い家の改装工事などで
玄関の戸をアルミサッシに変えてあるところもありますが、
古い家はそれなりの質感と存在感を持ってますので、
玄関の戸だけが浮き上がっていると感じられるものが少なくありません。
ある種の固定観念があったり
安易に考えると100年を越える古い家も
台無しです。
どんな玄関するかただいま思案中です。
床、壁、天井の材料、式台、しつらえなど
検討する要素が多くありますが、
厚みがあり気品のあるしつらえにしたいと思ってます。
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