社長ブログケヤキの木の下で
2024年12月13日
2030年 断熱性能等級5は?
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
今朝も氷が張って、寒い朝です。
昼間も日射は望めず、寒い一日になりそうです。
- 昨日は来年の基準法改正の講習会がありました。
- 主催は国交省です。
丁度今ご相談を受けている方が、
新築と増築を考えられていますからいいタイミングでした。
来年から、新築やリフォームで確認申請を出す前に - 準備することがかなり増えそうです。
実はようやくヨーロッパの最後部くらいでしょうか。
それも、まだまだのところがありますから、
今後も基準法や省エネ法の改正が続くでしょう。
- 今の基準をクリアしてるから大丈夫?
2年前まで断熱性能等級4は基準の最高等級で
そのことをウリにしていたHMがありましたし、
等級4が標準仕様ですと胸を張っていたHMもありました。
等級4はわずかこの2年で7段階の真ん中、
来年からは義務化レベル、つまり最低レベルになりますし
2030年には等級5が義務化レベルで、
等級4は既存不適格になることが既に決まってます。
(等級4では家を建てることが認められないという意味です)
何度も言いますが
義務化レベルと言うのは
最低でもこれをクリアしてね、
最低でもですよと言うレベル。
100点満点で言えば60点 それが義務化レベル
2030年には、等級5が60点になります。
あなたは 60点(等級5)を目指しますか?
等級5のUa値は0.6
等級6が0.46
等級7が0.26
- 等級5の0.6が60点
等級7の0.26を100点とすると
0.6-0.26=0.34
0.34/40=0.0085
これでいくと
等級6のUa値0.46は、76.5点
80点に届きませんね・・・
う~ん76.5点
80点は計算するとUa値0.43ですが、
なんだかまだ大きな数字のような気がします。
- 紙太材木店でお勧めしているUa値0.3の点数は
計算すると95点
2050年は24年後、
30歳で家を建てれば54歳頃。
カーボンニュートラルを意識すると
決して高い点数とは言えません。
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