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社長ブログケヤキの木の下で

2012年10月31日

紙太工房のダイニングテーブル(アッシュ)

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
朝夕は暖房が欲しくなるくらいの気温です。
さて、
アッシュの板が磨きあがりました。
121030_104847799.jpg
サンドペーパー150番から順に1200番まで。
1200番で人工大理石のキッチンカウンターや
洗面化粧台を磨くと艶が出てしまいますから
キズの付いた天板は800番程度でいいですよ。
さて、普通の堅木と違って
アッシュの場合ペーパーで磨いただけでは
逆目がとりきれません。
堅く絞った濡れタオルで拭くと
めが立ってきます。
それを、カッターナイフで剃ります。
121030_104859304.jpg
800番まで磨いて手で触っても非常に滑らかで何も感じなくても、
濡れタオルで拭くとあっという間に芽が立ち
それを剃るとこんな具合です。
磨いて拭いて芽を剃って、
これを何度も繰り返して
ようやくオイル塗装
121030_121002003.jpg
塗装後も乾拭きを何度もして
ようやく完成
10.30.2012 026.jpg
ダイニングテーブル(アッシュ)
1500x850x40(厚さ)
写真撮影の技術をもっと上げなければと感じるこのごろです。
オイル塗装の家具の場合、
使い込むことが大切
特にダイニングテーブルの場合
コップの痕や、食材の染みがつくかもしれませんし
傷もつくでしょう。
でもそれが普通です。
キズや染みに余り神経質にならないで使ってください、
お客様がきたらテーブルクロスという手もありますが
気の置けない友人ならそのままでOK
50年でも使えます。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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