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社長ブログケヤキの木の下で

2012年11月28日

結露の対処療法

こんばんは
紙太材木店の田原です。
11月も最後の週
そろそろ日本中の家庭で
暖房器具を使い始めているんじゃないでしょうか。
ということは
ほとんどの家庭の窓で結露が起こり始める頃と言う事になります。
家を新築して、ようやく結露から開放される
ぺガラスだから安心・・・
などということはありません。
始めて迎える冬の寝室
ペアガラスでも結露とはまだまだお付き合いという家庭が多いと思います。
結露だけでなく
コールドドラフトと呼ばれる冷たい気流が
窓の下のほうから床に流れてきます。
欧米では
窓の下にオイルヒーターなんぞを置いて
コールドドラフトと結露を防いでいます。
ただ日本の暖房の主流は
ファンヒーターに代表される灯油かエアコン
ファンヒーターを窓の下に置いても風向きは部屋内ですし
エアコンも壁に付けますから、風向きは部屋の中心部
といっても最近は人を感知してそちらに向って
風を吹かせるという優れものもありますが
どちらにしても
結露&コールドドラフト対策にはなりません。
最近、私の友人から
居間の掃出しサッシの敷居の手前のフローリングがボソボソになってきた
何とかしてくれへん?
という相談
某大手ハウスメーカーで建てて15年ほどの平均的な住宅
もちろん気密や換気などと言う以前の住宅ですから
まあ、当然と言えば当然そうなります。
アルミサッシの下枠は毎日結露してますから
15年でボソボソなら遅いほうかも知れません。
断熱や気密をしなおすほどの経済的な余裕はありませんから
対処療法と言うことになります。
提案1
傷んだフローリングを一枚張替(もう同じフロアーはありません)
内サッシをつける・・・却下(今年大学に入学したため学費が・・)
提案2
あと何年かすれば居間の合板のフローリングを張り替えたくなるから
そのときまでほっておく・・・却下(あまりにしのびない・・)
提案3
フローリングを張替
ウインドラジエーターをつける・・・検討中
ウインドラジエーター
始めて聞かれる方も多いかもしれません。
窓の下に設置して
上昇気流を発生させて冷気を抑え
同時に結露を抑制するものです。
電気を使いますが
非常に少ない消費電力
種類にも依りますが40W~120Wh
小さいものなら40wですから
お子さんの部屋や寝室の窓で8時間使うと
深夜電気は1000wで9円ですから
40割る1000x9円x8時間で2.88円
30日使っても86円
120whのものでも258円
(健康はお金に優先します)
既に建ててしまっている家で
気密や断熱、換気が取れていない家
結露に悩んでいる方
あるいはお子さんが喘息やアレルギー体質という方には
お勧め商品です。
まあ、こういう商品を使わなくてもいい家を建てればいいのですけど
なかなかそういう工務店にはめぐり合えないのが今の日本です。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに
PS
これをつけても効かない家もまだまだ多くあります、
ご購入は自己判断で。

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