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社長ブログケヤキの木の下で

2012年11月9日

新鮮な空気のために

こんばんは
紙太材木店の田原です。
住宅の性能を決める4つ項目のうちの一つが換気
リフォーム現場で使える
優れものの換気装置が出ました。
狭小用DSD 229876_420970201291543_1610287501_n.jpg
今までリフォームの現場では
個別換気に頼るしかありませんでしたが
実際はなかなか室内の空気を計算通り換気させることが出来ませんでした。
(トイレの換気扇、回っていても使用後も随分長い間匂いますね)
きちんと換気させるには
気密が基本条件
プラス、換気装置の性能
一般に日本では換気の必要性について
あまり認識されてませんがとても大事
(なんと言っても住宅の基本性能をきめるのは換気、断熱、気密、冷暖房システムなのですから)
室内に漂う
浮遊粉塵は(カビやダニの死骸の粉塵etc)
喘息の原因物質のひとつです。
日曜の朝、
ちょっと遅くまで寝ていると
カーテンの隙間から日が差し
その光の中でキラキラ光っているものといったほうが
分かりやすいでしょうか。
人が一日に吸う空気の量はドラム缶で換算して75~100本
大人なら自宅にいる時間が10時間程度
専業主婦なら一日
保育園に行く前のお子さんなら生まれてから3年間は
自宅にいますから
吸い込む空気の量も膨大
この浮遊粉塵を室内から出すには
窓を開け、風通しを良くする(これはとても大事、掃除もですけど)
でも、これからの時期は寒い、
冬はそんなことは出来ませんし
寝ている時も窓を開けてと言うわけにはいきません。
となると
換気扇にしてもらうということになるわけで
2時間に一回、部屋の空気が入れ替わる程度の速さで
綺麗な空気を入れてもらう。
気密工事のイロハがわかってないと出来ませんし、
換気扇の性能も大いに関係してくるわけで
まさに健康に直結する問題。
優れた換気装置を使い
気密工事がきちんとなされ
排気口と給気口の位置も理論的に適正な位置に持っていくこと
パッシブでは出来ませんし
自然素材を使っただけと言うような情緒的な健康住宅とは
明らかに一線を画しています。
住まいにおける健康は科学しなければ得られません。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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