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社長ブログケヤキの木の下で

2024年3月20日

メンテナンスを

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    今朝は小雨が降ってまいますが、
    花粉の症状がかなり出てます。
    鼻水が止まらない・・・

 

  • 週末に点検に訪問しました。
    今渡の家の5年点検です。
    5年も経つとご家族も増え、
    今年更にもう一人誕生されるとか。
    3人のお子さんになりますから
    賑やかで楽しそうですね。
    自然温度差は10度を越えていますから
    エアコンの温度設定は20度。
    ご主人は素足に短パンで、
    暖かく過ごされていました。
    昨年末に
    換気装置のフィルターを交換されたのですが、
    交換する前後の
    給気と排気の風速を測定され、
    エクセルでグラフにされていました。
    αA(開口面積)と時間をかければ
    風量が分かります。
  • 住まい手の方もここまでされる時代ですが
    一般の方でこれから
    家を建てようとするなら
    最低でも、
    断熱や換気、気密、耐震と言ったことは
    自分自身で勉強する必要があります。
    理想を言えば、
    小学校や中学校くらいで
    授業のなかに組み込んでいただくと
    いいのですけれど…

 

  • さて、そんな家に住んでいれば
    万事大丈夫かと言えばそんなことはありません。
    住まい手自身で、
    メンテナンスするところは数多くあります。
    メンテナンスはHMや工務店がする部分と
    住まい手自身がする部分がありますが、
    日常の手入れは住まい手にかかっています。
    その中であまり意識されていないのは、
    排水管や排水桝のメンテナンスです。
    道路に埋まっている
    下水管まで伸びている
    排水管の事です。
    建物の汚水は
    まとめて全て下水管に接続されますが、
    問題はキッチンで出る油が
    管の中や桝で固形化すること。
    様々なものと混ざり合い
    徐々に固形化していきます。
    トイレも節水優先で
    流す水をいかに少なくするかが
    競われていますから、
    大量のトイレットペーパーを
    流せば詰まりの原因になります。
  • 汚水排管の詰まりの予防は二つ
    台所で食器を洗う時は
    油分をキッチンペーパーなどで
    拭いてから洗う
    年に一度は汚水桝のフタを開けて
    詰まりが無いか確認する
    何か詰まっているようであれば
    ホースで強い水を出して洗浄する
    この二つは、
    HMや工務店ではしてくれません
    住まい手自身がする必要があります。
    メンテナンスは全てHMや工務店と思っていると
    ある日突然、汚水が詰まって
    逆流と言う悲劇が起こります。
    長期優良住宅の維持管理では、
    5年目の点検の後の次の点検は10年点検です。
    その間、5年の空白期間があります。
    食器の油は拭いて洗う
    毎年、桝のフタを開けてチェックする
    この二つをお忘れなく。

 

 

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