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社長ブログケヤキの木の下で

2014年12月29日

換気装置のフィルター交換とは

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
27日には仕事納の片付けをしたのですが
現場はまだ動いている状況
お正月休みはまだ先のようです(^_^;)
加えて机の周りの片付け、整理という不得意な分野もそのままで
果たして年末までに終えるとができるか心配であります。
さて、この写真
2014-12-29 001.JPG
換気装置のフィルターです。
色の黒いほうが交換されたもの
白いのが新品
現在の日本の新築住宅では
24時間換気が義務付けられています。
つまり、24時間、365日
換気扇が回っている状態を維持しなければなりません。
トイレや脱衣室だけでなくどの部屋もです。
室内で発生した化学物質やダニの糞、花粉、カビの胞子といったものを排出し
新鮮できれいな空気を室内に入れる役割があります。
もちろん窓を開ければ新鮮な空気は入ってきますが
花粉やPM2.5、幹線道路沿いでは排気ガス、
あるいは騒音も同時に入ってきますし、
防犯を考えると開けたままというのも
問題があるケースも多々あります。
それらを考慮した上で
室内の空気環境を人が住む上で健全なレベルにしようとすると
換気装置が必要になってきます。
現在日本で主流なのは第三種の壁掛け式の換気装置
もっとも安価ですが
気密の低い住宅に設置しても
効果はあまり無いと言っていい装置です。
そんな換気扇にも一応フィルターがついてますが
恐らくこの10年以内で家を建てた方で
このフィルターを掃除した
あるいは定期的に交換しているという方は
換気装置メーカーから表彰されてもいいくらいの稀な存在
エアコンのフィルターでさえ
定期的にされる方はそんなに多くはありません。
一般的な第三種換気装置のフィルターのメンテナンスの目安は
・3ヶ月に1回はフィルターの点検と掃除
・1年に1回はフィルターそのものを交換(但し穴が開いている場合は1年以内でも交換)
というものですが
まぁ、はっきり言って何箇所かある
フィルターを上のようにしている方は恐らくいないでしょう
これが第一種の熱交換型換気装置になると
さらに様々な問題が出てきます。
北海道地域で第一種の熱交換型換気装置を設置しているところは
メンテナンスは工務店の仕事としているところもあるくらいです。
どんな換気装置を使うか
メンテナンス体制はどうなっているかなど
きれいで新鮮な空気で呼吸するには
頭を使わなければならない時代になりました。
こちらコラムも参考にしてください。

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