HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2019年6月14日

大工さんの手仕事が見れる見学会 鵜沼山崎町の家

​​​​​おはようございます、
紙太材木店の田原です。
週末に構造見学会をする鵜沼山崎町の家。
今では大工さんが室内で使用する木材を加工するという現場は
あまりありませんが、

紙太材木店では職人の手仕事に拘りたいので
作業場は木を削ったカンナ屑が溢れています。



上の写真は無垢の桧をプレナーと呼ばれる機械で粗削りをしているところ。

大量の削り屑が出ますが辺りは桧の香りでいっぱいです。
この削り屑は、薪ストーブの焚きつけ材(着火材)にはうってつけで
事務所やショールームで重宝しています。
大量に出ますから薪ストーブを設置された住まい手さんには、
ご希望があれば差し上げています。

これはどこに使うかと言うと
サッシの内側に取付ける障子の枠。
障子ですから、障子が動くための上枠と下枠が必要で
上の枠を鴨居、下の枠を敷居と言います。
障子が動く溝の事を敷居溝(しきいみぞ)といいますが
これはそんなに深く溝を作りません。


上の写真は下の枠になる敷居です。

こちらは上の枠になる鴨居



この溝は鴨居溝と言い、

溝の深さが違うことが分かります。
敷居の溝も、鴨居の溝も大工さんが手仕事で彫っていきます。
障子を取り付ける時は
障子を持ち上げて上の深い溝に差し込み、
そして、浅い溝の敷居に落とす。
これで障子は倒れてきません。
こちらはその枠をサッシに取付けたところ



つまり、このサッシにはカーテンではなく、

障子が取りつきます。
床は無垢のフローリング、壁は塗り壁、
そこにしっとりとした北欧家具と障子でも
何の違和感もありません。
上の写真に写っている外の建物は母屋で完成後は解体予定。
掃出しサッシの外にはデッキが取りつきますが
実はこの部屋は寝室。
どんな庭にするかは妄想中です。

と言うことで
2時から予約が変更になって一組だけ空いていますから
興味のある方はお越しください。
​会場:各務原市鵜沼山崎町 構造見学会
​​開催日:6月15日(土)​​

受付時間帯 14:00~15:00

「内覧お申込み要領」 
 完全予約制です。ご予約受付は本日中です。

 お電話0574-53-2003 または予約フォームからお申込み下さい。
 ​予約フォームはこちらから​​
​​​​​

Archive

ご相談予約
資料請求