社長ブログケヤキの木の下で
2011年2月24日
雪原
こんばんは
紙太材木店の田原です。
ようやく網走から帰ってきました。
と言っても2時間ほど前に着いてますから
溜まった仕事を片付けている最中です。
網走の話は少し専門的になりますから
面白そうなところだけお話しますね。
見学に行った光輝建設の会長
福井さんがやってる
No Name Ranchで
馬に乗る事になりました。
素人、つまり馬に乗ったことのない人3人と
私、2.3回乗ったことのある程度の人間の
4人を引き連れて外乗りです。
牧場の中ではなく一般道を通り
氷結した藻琴湖(もことこ)で馬に乗ると言うものですが、
膝まで積もった雪の中を馬に乗って優雅に歩くつもりの
我々4人でしたが
それがとんでもない勘違いであることが
すぐに判明しました。
福井会長
前日までの雰囲気とは打って変わって
ど素人4人を引き連れて
馬に乗るのですから
気合が違います。
我々4人は
180(中島)背が高いので
めがね(高木)
3番(ひげとら)
最後(私)
と呼ばれ、
牧場から湖に行き始めますが
なんといっても乗ったことのない連中を引き連れて
いくのですから、馬もそんなに言う事を聞いてくれません。
途中で引き返そうとしたり
ぐるぐる回ったりで
国道から斜面を降りるときに
早くも落馬1号になってしまいました。
馬は前の馬の後をついて行くなどと言うことはなく
きちんと明確な手綱捌きをしなければ
言う事を聞いてくれない事が
よく分かります。
さて、普通は初心者であれば
厩舎のようなところで
せいぜい早足程度までですが
国道から下りたと途端に早足です。
しかも膝まで雪の積もった中を早足ですから
馬もいきなりつんのめったりで
皆必死に鞍にしがみついているのですが
鞍に手をかけると
鞍なんか持つんじゃね~と
罵声が飛んできます。
さて、ようやく藻琴湖に着くと
ちょっと先をキタキツネが歩いていますが
我々4人はそんなキツネを見ている余裕などなく
全員顔が引きつっておりました。
福井鬼教官、
一列になって後をついて来い!
手を前に出して、馬の腹を蹴れ!
といきなり走りはじめたのです。
生まれて初めて馬に乗ってまだ15分も経ってない素人4人
藻琴湖の雪原の中を必死に落ちないように
馬を走らせますが
ここで落馬2号が出ました。
2回目の落馬はまたしても私
雪の中なので
まあ落ちてもたいしたことはないのですが・・・・
こうして歩いたり早足をしたり駆け足をしたりで
湖を一周
全員、ようやくこれで帰れると思っていたら
もう一周行くぞ~
今度は180、お前先頭だ~
ひぇ~
西部劇さながらです。
ここで、駆け足中に3番が落馬
一列に走ってますから
後から前に
落馬~と大声で知らせます。
先頭は順次
めがね、3番、最後と入れ替わり
必死に馬を走らせましたが
2週目が終わるときでも
とてもデジカメで写真を撮る余裕などなく
したがって皆さんにお見せできる写真はありません。
まあ、写真があっても
引きつった顔をした男達が写っているだけですから
見てもしょうがありませんね。
そんなわけで旅の最後に
とても気持ちのいい経験をさせて頂きました。
福井会長に感謝です。
それでは
皆さん、また明日
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