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社長ブログケヤキの木の下で

2025年8月18日

酷暑と小屋裏エアコン

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    連休最終日の昨日は早朝7時から土場の草刈り。
    早め
    に終わったので、
    以前から気になってた生垣の中に自然生えの木も
    欲を出したのですが、
    鎌やチェーンソーまで使う羽目になり疲労困憊・・・

 

  • さて、今日の東海地方の名古屋と岐阜の
    予想最高気温は39度
    一部の地域では40度に迫ると報じてました。
    30度を越えると真夏日
    35度を越えると猛暑日
    40度を越えると酷暑日
    先週岐阜市の猛暑日が伸びていると書きました。
    1990年代は12.2日(9年分)
    2000年代は17.6日
    2010年代は19.2日
    2020年代は26.8日(5年分)
    遠くない将来、
    酷暑日が同じようにかかれるかもしれません。

 

  • 最近全室冷房の手法として
    小屋裏エアコンが出てきました。
    小屋裏にエアコンを設置して、
    小屋裏の冷気を各部屋にダクトを通して
    配分するというものです。
    熱交換後の空気を小屋裏エアコンに送り、
    給気を確保しています。
    熱交換をしても外気が38度39度
    あるいは40度を越えると、
    熱交換率が高くても
    交換後の空気の温度は交換率80%
    室温26度とすると、28.8度になります。
    28.8度湿度60%の空気は約20度で結露します。
    小屋裏と言うかなり狭い空間で、
    エアコンから吹き出だした冷気で
    壁面が20度以下になれば結露することになります。
    ダクトで冷気を各部屋に配分しますから、
    送られている間に冷気の温度は上がります。
    かなり小屋裏空間を冷やさないと
    送風先の部屋が冷えないことになります。

 

  • 益々温暖化と言うより、灼熱化する夏
    小屋裏エアコンをされる方は、
    空調設計、結露計算がきちんとできる設計者と
    ご相談することをお勧めします。

 

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