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社長ブログケヤキの木の下で

2011年2月25日

真っ赤

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨夜はお風呂に入ったときに
お尻を確認しました。
内股からお尻にかけて真っ赤
まるでサルのお尻の様で、
椅子に座るたびに
お尻の痛さを確認している次第です。
さて、
出かける前に水に漬けておいたウレタンの断熱材
20時間後には130gになってましたが
今朝はどうでしょう
2.24.2011 005.jpg
前回はふわふわした感じで秤にのってましたが
今回はどっしりと安定してます。
拡大すると
2.24.2011 006.jpg
245g
100gほど増えてます。
20時間で110gの水を吸収
その後3日間で合計225gの水を吸収してます。
私がウレタンの吹き付け材を使わないのは
この実験でも分かるように
結露の可能性があるからです。
水をこれだけ吸えば
水蒸気は楽に通り抜けられます。
冬は室内より
室外のほうが圧倒的に乾燥してますから
水蒸気は常にこの断熱材の中を通り
外に出ようとします。
そうすれば壁の中の断熱材の中心あたりで
結露をする事になります。
でも、このパンフレットには
この断熱材は疎水性であり
さらに毛細管現象による吸水はしません、
独自のセル構造をもっています。
だから結露やカビ・ダニの発生を抑えます。
と書いてあります。
このことは気密シートを使わなくていいですよ
と言う事を暗に言っているわけですが
実験ではその必要があることを示しています。
パンフレットやカタログは必ずしも
お客様のために書かれているわけではないようです。
お客様よりメーカー自身のためのパンフレットというものもあると
お考え頂き、そこにのっている数値に対しても常に本当かな?
と頭の片隅で思う必要がありそうですね。
断熱材の性能を見る一つの指標として
熱伝導率がありますが
1mの厚さを基準にしてますから
実際に使われる厚さに換算する必要がありますし
全くの乾燥状態の数値ですから
水蒸気が入り込んでいれば
とうぜんその数値は全く別なものになります。
家づくりの中で断熱材選びはとても迷いますが
今回の実験、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
それでは
皆さん、また明日。

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