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社長ブログケヤキの木の下で

2011年4月21日

暮らしやすさ (2)

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は与作8号(薪割り機)を積んで
長野の伊那まで遠出でした、
年に一回のオーバーホールです。
GW前には帰ってきますので
その後は薪作りに励んでもらいます。
さて、
住宅の基本性能は
断熱、気密、換気、冷暖房システムで決まります。
と言う話のブログをいつも書いていますが、
後から書いたものを読んでみると
あれを付け加えるのを忘れていた
これも話さないとよく意味が分からないなどと気づいて
なかなかその話しから離れられません。
今日もその足りないところのお話です。
じゃあ、その基本性能がきっちり出来ている家では
どんな具合に過ごせるのでしょう。
私達が作っている
百年仕様の家であれば
断熱材がきちんと施工され
気密が確保され
室内の換気が2時間に1回行われ、
冷暖房システムが適正なものであれば
冬、マイナス5度以下にならなければ
6畳用のエアコン1台で家中の暖房が確保され
結露に悩まされる事もありません。
もちろん家の大きさに影響を受けますから
40坪を越える家では
6畳用エアコンをもう一台
補助用に設置する必要があります。
とはいえ
住宅の基本性能が確保されていない
今現在作られている大半の家では
エアコン、ファンヒーター、炬燵、を複数台使用し
さらに床暖房まで設置して
それでも、お風呂や洗面室、廊下、トイレは寒い
と言うのが現状ではないでしょうか。
そのような家で太陽光パネルを
設置してある住宅を数多く見かけますが
太陽光パネルを設置する前に
いえ、家を建てる時に
住宅の基本性能をきちんと確保できる工務店を探すほうが
遥かに暮らしやすい生活が出来ます。
太陽光パネルを設置しても
住宅の基本性能が確保されていなければ
寒い家には変わりありません。
住宅の基本性能が確保されてる家であれば
パネル設置の効果は
皆さんが思っているより遥かに多くのものがあります。
一昨年お引渡しをしたN邸の
年間電気使用量は5670KWh
電気代にして年間11万弱
オール電化の家ですから
エネルギーは全て電気です。
寒さに対するストレス
結露や湿気に対するストレス
エネルギー代に対する金銭的ストレス
そんなストレスから開放された暮らしは
住宅の基本的な性能が確保された家なら
誰もが享受することが出来ます。
でも今日本で建てられている家の
90パーセント以上はそうではありません。
暮らしやすさとは
どういうことなのか
今一度見直してみてください。
それでは
皆さん、また明日

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