社長ブログケヤキの木の下で
2022年11月9日
賦課金が
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は6.5度の美濃地方、寒さが実感できる朝になりました。
COP27がエジプトで開催されています。
脱炭素、温暖化防止は喫緊の課題で、
動きの遅い日本でも徐々に変化が見られます。
ただ、ウクライナの戦争の影響があり、
エネルギー資源が高騰している関係から難しいかじ取りが求められます。
実は来年23年度の税制改正では
日本でも炭素税が導入予定でしたが、
日経新聞によると先送りが決まったようです。
でも、ちょっと安心と思ったら大間違い。
その代わりが電気料金に上乗せする賦課金。
代替案としてこれを上げる案が出ているとか。
欧州などでは既に炭素税が普及してますから
日本も遅かれ早かれ、炭素税の導入は必至です。
世界の潮流は
いかに温暖化ガスを出さないか
Co2を出さないか
化石エネルギーの消費を抑えるか
一般企業や外食チェーンなどではプラスチックを使わない、
あるいは使用量を削減する。
梱包材を小さくしたり無くしたりと、
身近なところでもその動きは出ています。
家庭で使うエネルギーの半分は
給湯と冷暖房
この二つで50%を越えます。
住まいの性能を上げることと、太陽光パネルを設置することで、
相当程度これが削減できます。
炭素税や賦課金は使用した分に比例して増えますから
そもそもの使用量を抑えれば、その分少なくて済みます。
性能アップやパネル設置で
温暖化の防止に参加していることにもなりますし、
次の世代の子供たちへの遺産にもすることができます。
20年後、30年後、今家を建てた人達が
50代、60代になった2050年には、
世界は今より良くなっていると信じたいし
そうしなければならないはず。
そのためにはきちんとした性能の家を建てておく必要があります。
異常気象でパキスタンでは
国土の3分の一が冠水
温暖化で雨量が50%~75%も増加したとか
異常気象はパキスタンだけで起こるわけではなく、
日本でも雨の降り方が以前と違うのは多くの方が感じるところ。
何をすべきで何ができるか
家を建てる時に少しだけでも考えてください。
1000人の人が
1万人の人が
10万人の人が
給湯や冷暖房エネルギーの使用が半分の家を建てたら、
それが10年、20年と続いたら、
それはそれで地域や日本だけでなく
世界に大きな貢献をしたことになります。
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