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社長ブログケヤキの木の下で

2024年1月22日

困る人

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    ここ最近、くしゃみと鼻水が・・・
    そろそろ花粉の時期のようです。
    明日から木曜までの3日間、
    この冬一番の寒気が来るとか。
    岐阜県も、水曜日には雪の予報が出てます。
  • 日中、日差しが期待できなければ
    家本来の断熱性が問われますが、
  • それは夜間も同じこと。
    運悪く停電とかエアコンが故障、
    あるいはデフロスト(霜取り)で
  • エアコンが頻繁に止まってしまうと
  • 頼りになるのは限られますが、
    私の家は昔の家なのでいくつか対策があります。
    火鉢は炭で手を温めるだけとお考えかもしれませんが、
    少し大きめの火鉢だとそれなりに部屋も暖かくなります。
    やかんを載せておけば、潜熱も働いてくれます。
    もっとも、一酸化炭素もでますから
    古い日本家屋専用ですね。
    もう一つは、掘炬燵。
    これも炭を利用しますから古い日本家屋専用ですが、
    電気の炬燵と遜色なく暖かくなります。
    どちらも現在の住宅では使えませんから
    非常時の備えとしては、
    住まいの断熱性を
    もう一段階上げておくことでしょうか。

 

  • 寝る前にエアコンをオフにしても
    翌朝15度あるから大丈夫と
    思ってる方もいるかもしれませんが、
    それは家自体が温まっているから。
    旅行などで丸一日暖房をオフにして
  • 家に帰ってきた時、何度になっているか?
    実験してみると、
    住まいの断熱性の実力が分かります。
    旅行などでお出かけの際、
  • スイッチポッドなど計測してみると
    いつもは15度くらいはあったのに
  • 10度以下になってるなんてことも…

 

  • 備えあれば憂いなし
    現実的な対策は、断熱性を上げておくことと
    日射取得を確実にしておくしかありません。
    既に家を建ててしまった方は
    窓の断熱性を上げることが、
    それなりに効果がありますが
    同時に気流止めをすることで、より効果が高まります。
    逆に言えば気流止めをしない窓リノベは、
    効果の半分以上を捨てているようなもの。
    昨年の新住協の総会の時の事例でも
    その効果が発表されていましたが、
    窓付けるだけなら
  • 安い所でOKと言うわけではありません。
    窓リノベは半分程度補助が出ますから、
    非常時の健康、安全対策として
    考えればそれほど高いものではありません。
    もっとも、耐震対策が優先です。
    これにはそれなりのお金がかかります。
    だからこそ、新築時には
    最優先で耐震を考える必要があります。
    週末、定期点検でお伺いした肥田瀬の家。
    夕方4時過ぎ、小雨が降っている遅い時間でしたが
    ご主人は短パンTシャツ素足。
    エアコン設定温度は21度ですが
  • 室温は24度(工夫があります)
    もちろん、構造計算した耐震等級3の家
    5年もしないうちに
    こんな家がもっと増えるはずです。
    そんなの当たり前の時代がすぐそこまで来ています。
    もちろん、年間の電気代はプラスで電気貯金ができてます。

 

  • ポイントはUa値や断熱性能等級やG2,G3ではなく
  • 年間のエネルギー消費つまり、自動車と同じで燃費です。
  • 本来は燃費で等級を分けるべきで、
  • EUでも北米でもそうなっています。
  • 日本では不思議なことに
  • Ua値燃費なんかよりUa値の方が都合のいい人たちが、
  • 数多くいます。
  • 燃費なんて気にしてもらったら困る人たちが…
  • 家をお建てになる時、気にすべきは耐震と燃費≫ です。
  • 燃費のいい家は
    少しのエネルギーで暖かく過ごせます。

 

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