社長ブログケヤキの木の下で
2019年4月8日
光熱費の違いでローンの金額は変わる
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
相変わらず花粉が飛んでるようで
マスクが手放せません。
空気も乾燥しているようで
鼻の奥が乾いた感じがして不快です
室内は気温は20度、湿度は32%となっています。
先日、調べ物をしていたら
岐阜県内の平均的な光熱費のデータが出ていました。
同様なデータは県別とかでは出てましたが
岐阜県内に限った調査データは重宝しそうです。
以前もお話ししましたが
岐阜県内は大きく分けると4つの地域区分に分かれていて
高山をはじめとする寒冷地の3地域から
比較的温暖な岐阜市や大垣の6地域まであります。
美濃加茂、可児あたりは5地域ですから
温暖でも少し寒い地域と言ったらいいでしょうか。
そのデータによると
3.4地域の光熱費(1年間の電気、ガス、灯油)は307.108円/世帯(
5地域は241.212円
6地域は238.811円
どれも水道代は含んでいません。
平成24年のデータですので少し古いかもしれませんが
県内の新築の着工件数を考えればそれほど大きな数値的な変化はないと考えられます。
5と6地域はほとんど数値的な差はないと考えていいので
県内の飛騨地方を除く地域の平均的な光熱費は24万/年と考えてよさそうです。
もちろん、調査した世帯の人数によりこの数字はかわります
1人、2人の世帯と
4人、5人の世帯では当然変わってきますので
詳細はデータをご覧になってください。
全体では1.2人の世帯が平均を下げていて
5.6人の世帯が引き上げているので
当たらずと言えど遠からずでしょうか。
世帯当たりの灯油の使用量となると
給湯ではガスか灯油か電気
暖房も電気か灯油(一部ガス)
そこにオール電化が入ってきます。
世帯によってその組み合わせもばらばらですから
県内の灯油使用量を世帯の総数で割る方式では
実際の使用している世帯の金額は出てきません。
この調査では灯油を使用していなければ電気かガスと言うことになり
世帯当たりの光熱費データとしては
ある程度信頼できるものと考えられます。
新築住宅を検討するとき
この電気、ガス、灯油と言ったエネルギーのどれを使うか
そしてそれを使って生活した時
一年間の総エネルギー代がいくらになるか
知っておく必要があります。
岐阜県の美濃地方では凡そ24万という数字がでていますが
月に直すと2万円です。
3000円減って1万7千円になると
2000万円のローンの金額は1900万で済むことになります。
(35年返済で計算すると3000円/月が100万円)
6000円減って月に1万4千円の返済なら
1800万のローンで済むことになります。
どれくらいエネルギーを消費する家に住むのか
設計段階で知ることができます。
一般の方は検討段階の初期に坪単価というのを気にされますが
住み始めてから毎月いくらお金のかかる家なのかのほうが大切です。
今の家はどんな家でもそれほど違いはないと思ったら大間違いです。
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