社長ブログケヤキの木の下で
2022年7月1日
必要か?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
名古屋の今日の予報は40度、岐阜市も39度。
今朝も6時で28度、65%・・・
これではエアコンなしで寝れた人は、
誰もいなかったんじゃないでしょうか。
先日、断熱材メーカーのマグイゾベールの営業の方がこられました。
マグイゾベール、一般の方はあまり聞いたことが無いかもしれませんが、
建築関係者ならほとんどの方がご存知でしょう。
ただ、親会社がサンゴバンと言うことは、意外に知らない方が多いです。
サンゴバンとなるとほとんどの方はご存じありませんが、
最近AGC(昔の旭硝子)のTVコマーシャルを見ることがあります。
何の会社?と思ってる方も多いともいますが
共にガラスの会社(他にもいろいろ作ってますが)
因みにサンゴバンはフランスの会社です。
営業担当者の名刺を見ると、東京本社の住所が書いてあります。
東京からなの?と聞くと
今年から東京本社以外の支店は全て廃止、自宅からです、とのこと。
じゃあ、全国の支店経費がなくなるから
断熱材は値下げできるね?と聞くと、
原価が上がった分を支店廃止で吸収しましたから値段はそのままです。
社長は今年から韓国人とか。
外資系の企業はスピード、実行力、判断が速いですね。
その話を聞いていて
これからの時代、
日本の住宅で営業マンは本当に必要なの?
HMにとっての生産性と言う面で見れば、
営業、設計、工事とそれぞれ役割分担した方が効率が良い。
お客様を集めて契約する人
設計する人
家の工事をする人
大量生産、大量消費に対応する時代にはところてん式に流していけば、
それでよかったかもしれません。
しかし、住宅は今や同じものを大量に安くと考える時代ではありません。
近く、4号特例は廃止され
構造計算が義務付けられ
省エネの確保や一次エネルギーの計算と言った
専門的な知識が要求されるレベル。
ツイッターなどでは、住まい手のレベルに達していない営業マンの話しも出てくるようになりました。
住宅営業マンとして生き残るには、
相当程度勉強してなければ
住まい手に相手にしてもらえない時代と言えます。
もちろん、それは地場の工務店や、設計事務所にも共通しています。
その意味では、これから家を建てる方にとっては
良い時代になったとも言えます。
営業マン、家づくりの情報がオープンになればなるほど
その必要性は低下していきます。
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